【2項目だけ】メモの取り方の公式
これだけは記録すれば間違いない項目
固有名詞
数字
以上。
解説
巷にはビジネスマン向けの『メモの取り方』本、そしてWebページがあふれています。
内容はどれもそこそこの説得力があるように見えますが、正直、字数稼ぎをしているようにしか見えない場合もあります。
それに、「実際にメモを取る場面で、ノウハウなんか気にしていられない!」って人、多いはずです。
限りなくシンプルで、これなら誰でもできる、そして絶対に効果があるテクニックはないものでしょうか。
そこで、誰でも、いつでも使える、メモのテクニックを共有しておきます。
研究でも執筆でもビジネスでも料理レシピでも、これだけ書いておけば、あとで再現が可能、という決定版の方法です。
(なお、ここでもメモは手のひらくらいの大きさのメモを指しています。いわゆるノートとは区別していますので、ノートの使い方が知りたいからは『ノート・テイキング・マニュアル』をお使いください。)
ではその方法とは?
下の2項目を書いてください。
固有名詞
数字
以上です。
なぜなら、これがあらゆる文書の必須構成要素だからです。
裏を返せば、書類確認テクニックにも使えます。
この2つさえミスがないと確認できれば、重大な問題は起こりにくい。
最悪ほかの部分で何かミスをやらかしても、固有名詞と数字に間違いがなければ、なんとかなる可能性がとても大きいのです。
固有名詞と数字の間に関係がある場合が多いので、その時は、その関係を書き足しておきましょう。
料理のレシピの食材&量なら、横に並べて書けばいいですが、
西暦&人名になると、生まれた年なのか、偉業を成し遂げた年なのか、混乱しやすくなります。
他に書くべきことは?
メモのテクニックを探すといくらでも出てきますが、1つか2つ、自分の得意技を覚えてれば充分で、それ以上のノウハウを必要とする人は、少し特殊な職場と思われます。
とりあえず、上の2つだけでメモを取ることをマスターしましょう。
メモの目的は、つまるところ、固有名詞と数字を間違えずに記録することなのです。