【読書会レポート】『攻殻機動隊』読書会

6月16日、士郎正宗『攻殻機動隊』の読書会が開催されました。

言わずと知れた、世界中で読み継がれるSFシリーズですが、映像化されたものばかり有名で、原作漫画を読んでいない人は意外と多いかも。まあ、「新潮文庫の夏目漱石かよ」ってくらい増刷されている本ですがね……。

会場は神保町の古書店『@ワンダー』2F、カフェ『二十世紀』。
いつも1Fで古書を求めてばかりで、2Fは初めて利用しましたが、いいところですね。
メニューがとても充実していまして、お腹が空いている人はカレーを、管理人は司会のくせに白ワインを注文。

参加者の方がお持ちになったタチコマと一緒に

せっかくなので、管理人が所有しているバイリンガル版も持参。「えっ!? バイリンガル版って、あの膨大な注釈をどう処理してるの?」とお思いでしょうが、まあすごいことになってます。
気になる人は8月の後編にご参加ください(後述参照)。

すでに色々な語られ方をしてきた本作ですが、みんなで読んでみると、語れるポイントがいくらでも出てきます。

「攻殻機動隊なんて古いよねえ……って言われる時代は一体いつ来るんだろうか???」
「91年当時に読んだときは、ネットワークについて理解できない部分も多かった」
「2010年代に入ってから読んだ自分にはすんなり理解できた」
「その後何度も映像化されているあたり、漫画一冊では収まりきらないほど潜在可能性があることに多くの読者が気づいたのでは」

などなど、今回は前半部だけを対象にしたのに、話は尽きませんでした。


ところで最近では本にまつわる宣材(出版社や書店のチラシなど)を参加者に配布しているのですが、今回は、上野に新しくオープンしたBar Bookshelfさんのショップカード=栞を配布。
先日わたしもお邪魔してきました。ここもいいところですよ……!

さて、『攻殻機動隊』は後半を残していますので、次回は8月。
今回は参加できなかった方も、ぜひおこしくださいね!

EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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