江戸川乱歩

11月の読書会 江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」

お待たせしました、オフライン読書会、再開します!

東京の感染状況を注視しつつ、人が集まる環境として配慮の行き届いた会場で、読書会を開催することといたしました。
コロナ前に参加してくださっていた皆さま、
コロナ後にオンラインで参加されていた皆さま、
そしてまだお会いしたことのない方々、
お会いして話せるのがとても楽しみです。

また、平日金曜日の夜、東京は神保町で開催しますので、お仕事帰りにご参加いただけます。
いつもと雰囲気の違う、夜の本の街で、文学作品を語り合いましょう!

もちろん、「読書会には初めて参加する」という方もご安心ください。
彗星読書倶楽部の読書会は、読書会初参加の方がいる前提で会話が進みます。

江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」

今回の課題作品は、小説家・江戸川乱歩の数ある傑作短篇のなかの1つ、「屋根裏の散歩者」。

主人公は現代で言えばニートに近い生活を送っている青年、郷田三郎。
彼は好奇心から完全犯罪をやってのけますが、
“素人探偵”明智小五郎と知り合ったことで、思わぬ展開に呑み込まれてゆきます。

この小説、単なる探偵小説として読むだけに止まらず、
書かれた時期、その時期の建物の構造、そして主人公の生活や日常の心理などなど、
読みどころが満載な小説でもあります。

もちろん、彗星読書倶楽部の読書会では、事前の知識は一切不要。
文章の【現場】を自分の足で歩き、気になったこと、わからなかったことを教えてください。
他の参加者の思いつきが、あなたの読解に突破口を与えるかもしれません。

(どう読めばいいんだろう、と迷ったら、「ゼロの立場」のページをヒントにしてみてください。)


開催概要

日時:11月26日 (金) 19:30〜21:30

場所:東京・神保町 ギャラリー珈琲店 古瀬戸
東京都千代田区神田神保町1-7 NSEビル 1F

定員:8人(最低開催人数:4人)

会費:各自ご飲食代+参加費¥1000

課題作品:江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
※作品が掲載されている本をお持ちください。古くても新しくても、どの本でも結構です。紙・電子は問いません。
青空文庫はこちら

諸注意:

・当日までに読みきれなくてもOKです。「ひとまず参加しよう……」の感覚でお越しください。

・会場は飲食店ですので、お一人につき1品以上のオーダーをお願いしております。

・参加者が開催可能となる人数に満たなかった場合には、開催を見送らせていただく場合があります。その際には、メールにてご連絡いたします。

・ビジネスへの勧誘、宗教への勧誘はお断りしております。

・セクハラ・パワハラと受け取られる発言が、万が一、見られた場合には、
主催者から注意の上、ご退出いただく対応をせねばならないこともあり得ます。

・「その考え方は間違っている・適切でない」といった主張は、ご遠慮いただいています。
それを言わねばならない状況では、主催者が対応いたします。

・キャンセルの際はContactページもしくは
info@suiseibookclub.com
までご連絡ください。

申し込みフォーム

満員となりました。次回のご参加をお待ちしております。

EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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