グルナー『パラダイス』解説

【メンバー限定】アブドゥルラザク・グルナー『パラダイス』解説【彗星読書ゼミ】

今回の彗星読書ゼミは、2021年ノーベル文学賞受賞者Abdulrazak Gurnahの代表作『Paradise』解説です。

動画の単品販売を開始しました。
下のリンク先で画面の指示に従い、配信プラットフォーム・Vimeoのアカウントを作成し、その後購入することでご視聴いただけます。

Abdulrazak Gurnah『Paradise』 完全版 ¥2,000

現在まで1冊も翻訳の出ていないグルナー。
しかし1994年発表の本作は、植民地化前夜の東アフリカで商人に売られてしまった少年ユースフが、旅を通して成長し、自分の手で自由を掴み取ろうとするアドベンチャー小説であり、同時に、その背後に重厚な文化的背景を持つ、滅多に見かけないほどの傑作です。

今回は、この未翻訳作品のストーリーを結末まで紹介しながら、作品を読み解く3つのポイントを解説。
・作品の土台となっているのはコーランの第12章
・ポストコロニアリズムとは何か、その観点から『パラダイス』を捉えるとどうなるか
・アフリカ生まれのグルナーがイギリスに亡命するきっかけとなったザンジバル革命とは何か

おそらく、今日の日本で最も充実したグルナー紹介となっています。

再生時間:54分50秒

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EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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