【限定動画】岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』完全版【彗星読書ゼミ】
今回の彗星読書ゼミは、日本を代表するホラー短篇小説であり短篇集、岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』(1999)を解説します。
日本ホラー大賞を受賞した表題作は、岡山の醜い女郎が客の男に語る凄惨な身の上話から、やがて恐るべき事実が明らかになる傑作。
岡山方言の二人称だけで語られ、岩井にしか書き得ない小説となっています。
本作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』は、山本周五郎賞も受賞。現在に至るまで20年以上、角川ホラー文庫のロングセラーであり続けています。
そこで、そのほかの収録作「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」のあらすじと解説を語り、岩井作品における日清戦争の影、近代化と前近代をキーワードに紐解きながら、ホラー小説の読み方もレクチャーします。
ホラー嫌いとホラー好きの違いはどこにあるのか?
怪談とホラー小説の違いは?
本作が登場するまでの日本ホラー小説史を振り返りながら、本作の歴史的位置付けも紹介します。
再生時間:46分55秒
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