ぼっけえ、きょうてえ

【限定動画】岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』完全版【彗星読書ゼミ】

今回の彗星読書ゼミは、日本を代表するホラー短篇小説であり短篇集、岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』(1999)を解説します。

日本ホラー大賞を受賞した表題作は、岡山の醜い女郎が客の男に語る凄惨な身の上話から、やがて恐るべき事実が明らかになる傑作。
岡山方言の二人称だけで語られ、岩井にしか書き得ない小説となっています。

本作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』は、山本周五郎賞も受賞。現在に至るまで20年以上、角川ホラー文庫のロングセラーであり続けています。
そこで、そのほかの収録作「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」のあらすじと解説を語り、岩井作品における日清戦争の影、近代化と前近代をキーワードに紐解きながら、ホラー小説の読み方もレクチャーします。
ホラー嫌いとホラー好きの違いはどこにあるのか?
怪談とホラー小説の違いは?
本作が登場するまでの日本ホラー小説史を振り返りながら、本作の歴史的位置付けも紹介します。

再生時間:46分55秒

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EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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