【メンバー限定】柄谷行人『日本近代文学の起源』【彗星読書ゼミ】
第19回の彗星読書ゼミは、日本の批評の決定版、柄谷行人『日本近代文学の起源』です。
1980年に刊行され、それまでの文学をまるごと再審にかけてしまった衝撃の一冊。
私たちが「文学」と口にするとき、そこにはある”ねじれ”が隠されている。
夏目漱石、フェノロサ、ルソー、正岡子規の思考に「認識の付置」の逆戻りできない変化を読み取る批評家・柄谷が、それまでの常識や固定観念を論理で覆し、読者を予測不能な領域へ導きます。
動画では、本書の基礎であり結論でもある第1章「風景の発見」と、第2章「内面の発見」前半部を今日の言葉でわかりやすく解説することで、「日本」「近代」「文学」の内閉状態を見る方法を伝えるとともに、読者が自分自身をクリティカル・シンキング的に捉える方法もお話ししています。
再生時間:51分7秒
このページはメンバー限定です。
メンバーはログインしていただくか、新規メンバー登録をおこなってください。