安部公房『箱男』Part.2

【メンバー限定】安部公房『箱男』講義 Part.2 完全版【彗星読書ゼミ】

YouTubeで公開中の、安部公房の小説『箱男』解説動画。
【彗星読書ゼミ】の記念すべき第1回ですが、そこでは時間の都合で語れなかった内容がたくさんありました。

あまりにも唐突で謎めいた最後の1行にはどんな意味があったのか?
注意深く読み解くと、そこには、本文の続きがあり得ることがわかります。
最終ページのあとに何がどんな物語が巻き起こるのか、ひとつの仮説をお話しします。

そしてあらためて、本作の入り組みすぎたあらすじを整理した後で、
『箱男』が世界的な文学史の中にいかに位置付けられるのかも説明します。
歴史的に見れば、「誰にも悟られず見続ける」という視点を持つ小説は、1950年代にフランスで書かれていました。
安部公房は当然それくらいのことは知っていたでしょう。
では、『箱男』が実現したこととは、何だったのでしょうか?

また、映画化の企画が立ち上がり、クランクイン直前に頓挫してしまった、幻の映画版『箱男』についても詳しく解説。
石井 聰亙監督の仰天のアイディアとは……?

再生時間:54分48秒

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EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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