彗星読書倶楽部の文学概論2『人文学とは何か?』

【メンバー限定】『人文学とは何か?』講義 完全版【彗星読書ゼミ】

第29回彗星読書ゼミは、【彗星読書倶楽部の文学概論】第2回『人文学とは何か?』です。

書店で哲学の本を探そうとすると「人文書」という分類を見ることがあります。
また、学問の領域が、自然科学・社会科学・人文学の3つに分けられているのを聞いたことがある人もいるでしょう。
しかし、そもそも「人文学」とは何なのか?

実は、西洋が近代化してゆく中で、自然科学→社会科学の順に学問領域が独立し、最後に残った学問分野を寄せ集めた分類が「人文学=humanities」となったのです。

ところが、単語や概念の歴史まで見ようとすると、話はそう簡単ではありません。
humanitiesという単語には、古代ローマから続く長い歴史があったのでした。

今回の講義では、第1章でこの単語の語源を説明し、第2章でルネサンス時代のイタリアでの使われ方を確認することで、「人文」という言葉の本来の意味を解説します。

特に第2章、私たちがよく知る本の著者たち、つまり「古典古代の文学的研究」を行う人文主義者たちが、大学という制度と徹頭徹尾相性が悪かったことや、「人文」の語源である「フマニタス学」が確立するまでの過程で生まれた「リベラルアーツ」の真の姿には驚かれる方が多いはず。

そして第3章では、「人文科学」という呼ばれ方は正しいのか、人文学と自然科学の最大の違いは何なのか、humanの語源である「フマニタス」というラテン語に隠された罠とは何か、といったトピックを取り上げます。

人文書を味方につけることは、人間とは何か・知性とは何かを考え続けた過去の人々を、強力な仲間として自分の味方につけるということです。
この講義をご覧になることで、書物に対する向き合い方が大きく変わるかもしれません。

再生時間:47分28秒

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EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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