彗星読書ゼミ

トークイベント『彗星読書ゼミ』を開催します

12月3日、初の試みとなる2時間のトークイベントを開催します。
タイトルは、『彗星読書ゼミ』。

サイトの管理人・森大那が、話題の文学作品・日本と海外の文学事情・手を出しづらいあの名著・知られざる傑作・知られるとヤバい劇薬本を解説する映像配信&講座イベントです。

お申し込みはPeatixページから受付中です。

本の街・神保町で唯一の児童書&絵本専門店『ブックハウスカフェ』。
その2階のホールにてお客さんを前にお話しする公開講座の第1回は、次の二本立てでお送りします。

第一部

■驚異のロングセラー・辻村深月『かがみの孤城』を解説■

2017年5月の発売以来、類を見ないロングセラーとなっている、辻村深月の小説『かがみの孤城』。
2021年の現在も、SNSで人気を呼び続けています。
なぜこんなにも読者を増やし続けているのか?
その魅力はどこにあるのか?
なるべくネタバレを避けながら、あらすじはもちろんのこと、作品の核心だけでなく、
カバーイラストに隠された意味、
いじめ問題、
不登校問題などなど、様々な角度から分析します。
(当日お話しする理由から、扱う内容は文庫版の上巻のみとなりますので、怒涛の展開が待ち受ける下巻の中身には触れません。)

第二部

■世界文学とは何か? 本年度ノーベル文学賞とともに■

「世界文学」というキーワードがあります。
20世紀まで支配的だった欧米文学、長く幅広い伝統を誇る日本・中国文学などに限らない、
古代文学・マイノリティ言語の文学・南米やアフリカなどの地域の作品・越境的作家の作品を重視&再発見し、
世界規模で文学を考えるための単語であると言えます。
定義が曖昧であるがゆえに、使いやすくもあり、問題をはらみもするこの考え方を総まとめ。
『千一夜物語』が成立以来ずっと背負っている大問題とは?
日本の世界文学代表は本当に『源氏物語』と樋口一葉でいいのか?
まだ1冊も日本語訳が無い、本年度ノーベル文学賞受賞者、ザンジバル出身のアブドゥラザク・グルナーの作品も含めて解説します。

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なお、当イベントは録画されます。
第一部は全編、第二部は冒頭10分間が、後日YouTube上にアップロードされる予定です。
第二部を全編視聴する方法は、イベント当日に発表されます。

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◆イベント情報◆

日付:
12月3日

時間:
19:30〜21:30
(第一部終了後、10分ほど休憩時間となります)

定員:
20人
(Peatixページのほか、別サイトでも販売しているため、お早めのお申込をお願い致します。)

受講手順:
Peatixページより、チケットをご購入ください。
当日、会場受付にてお名前をお伝えください。

会場:
東京 神田・神保町『ブックハウスカフェ 』2階ホール「ひふみ」

住所表記は↓
千代田区神田神保町2丁目5−3 北沢ビル 1階
1階『ブックハウスカフェ 』の入口は閉まっているので、
入口左手通路から建物奥へ進み、エレベーター・階段で2階へお上がりください。

■□■感染症対策について■□■
ご来場時・観覧中は、マスクをご着用ください。
場内は換気のため窓を開けているほか、お席は距離をとって配置されます。

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◆主催者◆

森 大那
1993年生まれ。
早稲田大学 文化構想学部 堀江敏幸ゼミ卒業後、2018年よりウェブサイト『彗星読書倶楽部』の管理人。
作家として様々な書籍を出版しながら、
本好きな人々が集い、安心して語り合えるイベント・プロジェクトを作っています。

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EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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