辻村深月『かがみの孤城』解説動画

辻村深月『かがみの孤城』解説動画をYouTubeにアップしました

YouTubeで公開中の文学解説シリーズ【彗星読書ゼミ】。

第5弾は、辻村深月の大ヒット小説『かがみの孤城』(2018年 ポプラ社)です。

まだ読んだことのない人のために、前半部の最後まであらすじを紹介しつつ、
既に読んだことのある人も、さらに本作の面白さを引き出せるよう、
さまざまな角度から考察を加えました。

「この小説を支える技法「三人称一元視点」とは何か?」
「城の中の子供たちが「いじめ」と無縁だったのはなぜか?」
「本作の真のテーマとは何だったのか?」

『かがみの孤城』を通して、10代の少年少女の心理、不登校児童に対する大人の正しい対応方法、「いじめ」と「遊び」の区別の付け方などなど、社会的な問題を語っています。

イラストレーター・禅之助、デザイン・岡本歌織の担当した、ブックデザインも分析。
カバーイラストに隠された秘密と、単行本・文庫本でフォントが違うというポイントの重要性も指摘しました。

また、外国語版の『かがみの孤城』にも注目。
表紙に見られる問題点とは?
海外での評価もご紹介しておきました。

前篇

後編


参考リンク

Amazon:『かがみの孤城』ハードカバー版

ポプラ社 『かがみの孤城』特設サイト

『かがみの孤城』刊行記念 辻村深月インタビュー

EDITED BY

森大那

1993年東京都出身。作家・デザイナー。早稲田大学文化構想学部文藝ジャーナリズム論系卒業。2016年に文芸誌『新奇蹟』を創刊、2019年まで全11巻に小説・詩・批評を執筆。2018年にウェブサイト&プロジェクト『彗星読書倶楽部』を開始。2020年に合同会社彗星通商を設立。

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